デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断

Due Date 2010年:アメリカ
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RDJ主演コメディ、全国公開!ご本人の近年のヒットとハングオーバー効果でしょうか。ありがたい(泣)
監督はハングオーバーのトッド・フィリップス、そしてRDJのツレはハングオーバーのデブ、ザック・ガリフィアナキス。やっと空で言えるようになった。ハイメ・アルグエルスアリ(※F1ドライバーです)なんて一発で覚えたのに興味薄いと覚えないという典型。

妻の出産が5日後に迫ったピーター(RDJ)は、出張先のアトランタから自宅のあるLAへ戻るため空港へ向かう。しかしイーサン(ザック・ガリフィアナキス)と荷物を取り違えたため機内でトラブル、財布も身分証明もないまま放り出されてしまう。仕方なくイーサンの借りたレンタカーでLAを目指すことに。

思ったより下品控えめでした。いや、普通に考えたらかなり下品かもしれない。でもハングオーバー見てるとやっぱりだいぶ押さえてる感が。そういう意味ではバカも控えめです。
ピーターとイーサンがいがみ合いながらも歩み寄って行くロードムービーなので、時々しみじみしたりも。ピーターが振り回され放題なのが気の毒なのと同時に、ちょっとだけイーサンの肩を持ちたくなる気もしてしまうんですよねえ。

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一番笑ったのはやっぱりジェイミー・フォックスがコーヒーを盛大に吹くシーン。見事なリアクション芸でした。車の中でピーターが
「お父さんは…なかなか悪くなかったよ 香りが芳醇でストロングだった(うろ覚え)」
ってアンタ味で慰めんのかよ!
でも「最後にコーヒーになる」ってコーヒー命のわたしには悪くない気がします。
コーヒー缶に遺灰って「ビッグ・リボウスキ」でもやってましたよね?わたしもいまからかわいいコーヒー缶を自分用に探しておこうかな。キャラバンやイノダとかいいかもしんない。紅茶好きの方にはマリアージュ・フレールはいかがでしょうか。

それとピーターがイライラを爆発させて身障者の職員にボコボコにされるシーン、ああいうのを見るたびにアメリカでの障がい者のフェアな立場を見せつけられていつもうらやましく思います(もちろんボコボコにするのが正しいという意味ではない)。日本だと差別だのなんだかんだ言われてまず無理ですよね。それは明らかに日常的にフェアじゃないからなんだよなあ。この件に関しては書き出すと長くなるので機会があれば改めて。
そしてRDJはふっつーのおじさんの役なのにやはり美しかった…あの輝きは隠しきれないのね。冒頭では「薬はやったことない」と彼に言わせたり、彼のバックグラウンドあってのセリフがずるい。
そういう意味ではトム・クルーズの「ナイト&デイ」もある意味同じはずなのにひたすら辛かったのはトムが苦手だからだよな…。

この映画でジョン・ヒューズ監督の「大災難P.T.A.」を思い出すという方は多いと思いますが、Twitterで山崎まどかさんがハーパー・ボーイズの2人について
「そういえばこの2人もジョン・ヒューズ組だった」
と書かれていて「!!!!!」となりました。なんで今まで気がつかなかったんだろう。
ハーパー・ボーイズはパラパラとしか見たことないんですよねー。劇中でイーサンが確か「セカンドシーズンが最高」っていってたし、ちゃんと頭から見てみたくなりました。

>> デュー・デートOfficial Site
>> ハーパー☆ボーイズ Two And A Half Men

Posted: 2月 12th, 2011 under 映画&ドラマ.
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Comments

Comment from cbw
02/21/2011 at 00:06

まあフェリスのチャーリーシーンはカメオ出演みたいなかんじだけどね!おれも遺灰はお茶の缶かな・・・一保堂茶舗にしとくよ!

Comment from donutshead
02/21/2011 at 18:51

そうなの、チャーリーをヒューズ組で意識したことがなかったんだわー。
一保堂茶舗の缶、いい感じだね!

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